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初めてのJリーグ観戦に川崎フロンターレをオススメする3つの理由

おはこんばんちわ。やなぎ(@f_kablog)です。

日本代表の活躍や海外に出てプレーをする日本人選手の影響、さらにはイニエスタやトーレスなどといった人気スター選手も国内のチームに加入したことにより、Jリーグの人気は過熱しつつあります。そういったことに感化され、初めてサッカー観戦に行きたいと思っても、どのチームに行けば良いか分からない方も多いはずです。

今回は、「なぜJリーグ初心者の方に川崎フロンターレがオススメなのか」についてサポーター目線でご紹介します。

等々力競技場へ行こう!川崎フロンターレ観戦ガイド2019 おはこんばんちわ。やなぎ(@f_kablog)です。 川崎フロンターレの試合を見に行きたい、けど行ったことないからどうやっ...

理由1:「イベントが盛りだくさん」

サッカーチームには勝敗がつきものです。せっかくスタジアムまで足を運んでくれたサポーターに対し、負けてしまってはみんながハッピーになって帰ることは難しいでしょう。そこで、川崎フロンターレ元プロモーション部部長の天野春果氏は、さまざまなイベントを打ち立てて楽しんでもらおうと計画しました。その結果、今では「川崎フロンターレ=イベントがすごい」と認識してもらえるようになっています。

それでは、一例をご紹介します。

東急電鉄×川崎フロンターレ「東急フェスタ」

これは神奈川県東部と東京都南部を中心に走っている東急電鉄とのコラボレーションで生まれた企画です。2013年より毎年開催されており、2018年にはすでに譲渡されていたはずの電車を陸路で長野県から輸送して等々力陸上競技場に展示するなど、規模は年々拡大し続けています。さらに、選手紹介を現役車掌の方やバスのアナウンスの方にお願いするなど、サポーター予想の斜め上を行く企画を立てることもしばしば・・・。

電車に詳しくない方でも、実際に昔使われていた電車の中に入って展示物を見たり、記念撮影ができたりなど、気づいたら虜になっていたということもあるようです。

 

等々力のピッチをフォーミュラカーが爆走する

サッカーのスタジアムは大きく分けて2種類あります。専用スタジアム(通称:専スタ)と陸上競技場です。川崎フロンターレは後者の陸上競技場を本拠地にして活動しています。

陸上競技場なのでピッチの周りにはトラック(走るスペース)があります。川崎フロンターレは、そこに着目してフォーミュラカーと呼ばれるF1レースマシーンを走らせました。

このイベントは“子供たちに本物を見せたかった“。この思いで川崎市などと交渉を経て実現したものです。子供向けにフォーミュラカーのピットに乗れる体験を行ったなど、夢を与えることに主軸を置いていたように感じます。

JAXAやNASA、そして国立極地研究所を動かした?!

実は川崎フロンターレはとんでもない企画を過去に行っています。皆さんはJAXAや国立極地研究所など一度は名前を聞いたことがあるでしょう。これらは国家機関と呼ばれるもので、一サッカークラブと簡単にコラボレーションしてくれるようなところではありません。まずJAXAとのコラボから軽く見ていきましょう。

JAXAとのコラボは2016年です。川崎フロンターレは20周年を迎えるため、目玉企画のひとつに「宇宙強大」を挙げていました。これはJAXAや漫画「宇宙兄弟」とのコラボのことを指し示しており、特別ユニフォームの着用やJAXAの方を招いての宇宙講座、そしてISS(国際宇宙ステーション)との交信イベントなどを実施。実は交信イベントはJAXAだけでなくNASAも巻き込んでいたというのでびっくりな話です。

2012年、強豪名古屋グランパスとの試合では、中々勝てていなかったこともあり「難局物語」という形でイベントを実施しました。これは南極物語に見立てた企画で、実際の犬は用意できなかったので、ジェフ千葉(ジェフィ)やヴァンフォーレ甲府(ヴァン君)からマスコットを借りてくるなど当時としては類を見ない試みでした。

難局物語では、実際に国立極地研究所と交渉し、質問コーナーや南極での始球式を実施しました。たったひとつのサッカークラブが、ここまでしてイベントを行うのには理由があります。

それは「来てくれるファン・サポーターを笑顔にするため」です。先にもご紹介しましたが、川崎フロンターレの本業はサッカーチームです。トップチームが結果を出せば自ずとファンやサポーターは増えていきます。しかし、天野氏はそういった方針ではなく、「勝ち負けも大事だが来てくれる方を楽しませたい」という想いで、このようなイベントを実施しています。その熱意に対し、国家機関やさまざまな企業、川崎市が協力しているのではないでしょうか。

故・西城秀樹さんとの絆

2018年に亡くなられた西城秀樹さんも川崎フロンターレのファンでした。まだ等々力に空席が目立つ頃、「自分が歌って観客が増えれば」という想いで歌い始めたY.M.C.Aは、いつの間にか夏の等々力の風物詩になっていました。

西城秀樹さんが亡くなられた年の川崎市政記念試合では、西城さんの動画が再編集されオーロラビジョンに映し出されると、西城さんのパネルを乗せた車が場内を周回。サポーターが音楽に合わせて、Y.M.C.Aを踊る光景が見られました。

今年以降、どのような形で行われるか分かりませんが、出来れば継続してほしいイベントではありますね。

理由2:川崎フロンターレのスタイルは“人を魅了する”

川崎フロンターレのサッカーは美しいといわれます。その理由は“魅せるサッカー”をしているから。これは2018シーズン第33節vsFC東京で生まれたひとつのシーンです。

Jリーグの公式Twitterでは「まるでゲームの中の世界」や「まさに教科書通りのパスサッカー」と絶賛しています。選手ひとりひとりが同じビジョンを共有しているからこそ、空いているスペースにパスが出せたり走っていたりとするようです。ちなみに、公式Twitterに寄せられた声として「まるでバルサ(注:バルセロナFC)みたい」という声も挙がるほどでした。

バルセロナといえば、第30節vsヴィッセル神戸戦。ヴィッセル神戸にはイニエスタという元バルセロナの選手が在籍しています。そんな彼の前で川崎は“偉業”を成し遂げました。

まずはこちらの動画を見てください。これは2018明治安田生命Jリーグ最優秀ゴール賞にも選ばれたゴールです。家長選手のヒールパスを大島選手が小林選手にパス、そしてワンツーで抜け出してゴールネットを揺らす、一歩先を行くサッカーをした結果逆転に成功したシーンです。

綺麗な形で相手を崩すため、初心者の方でも「川崎のゴールは綺麗で美しい!」と思ってもらえるのではないでしょうか。しかし、川崎は時々調子が上がらず自滅状態に陥ってしまうことあります。その時は数試合ほど川崎フロンターレの試合を見に来てください。きっと後悔しないはずです。

理由3:ホームスタジアム「等々力競技場」の雰囲気は温かい

サッカーといえば“怖い”というイメージが定着してしまっているかもしれません。確かに海外のサッカー映像などが中継された際に発煙筒がたかれているなど恐怖感をあおってしまう部分も否定しません。
しかし、川崎フロンターレは安全です。発煙筒や缶、瓶などといった危険物は持ち込みできません。入口で手荷物検査があるため、必ず缶や瓶は紙コップに移して入場しなければいけません。

やなぎ
やなぎ
私が始めてフロンターレの試合を観戦したのが10年以上前、スタジアムに小さい子どもを連れた家族連れが多かったことがとても印象的でした。その印象は今も変わらず、小さい子どもでも安心して楽しめる環境・雰囲気だと自信を持ってお勧めできますよ!

そして応援の仕方も独特です。相手チームに向かってブーイングをするチームもあります。しかし川崎フロンターレは応援中にブーイングが出ることは滅多にありません。“どんな結果であれ、みんなで温かい雰囲気で選手を迎えよう”という意識が芽生えているからこその行動ですので、そういった点でも安心してサッカー観戦を楽しめるのではないでしょうか。

いかがでしたか?全国各地にJクラブはあります。地元のチームを応援するのも良いですし、好きな選手がいるチームを応援するのも良いでしょう。もし、サッカーに興味があるけど、どのチームを見たら良いか分からない、そんな時はぜひ「川崎フロンターレ」を見てください。初心者の方でも安心して楽しめるよう工夫されていますよ!ぜひ、あなたのご来場をお待ちしています!

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