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川崎フロンターレ2019 Jリーグそしてアジアで強くあれ!

おはこんばんちわ。やなぎ(@f_kablog)です。

 

2018シーズンを振り返り思うことは、なにより我が(我が?)、川崎フロンターレが強かったと印象に尽きます。
前半戦まではサンフレッチェ広島が独走態勢となり、首位が頭ひとつ飛びぬけた状態で2位以下との勝ち点差が最大で10以上となるなど、他チームが追い付くのは難しいのではないかと思われた中、
フロンターレはひとつひとつ確実に勝ち点を重ね、独走状態をひっくり返すことに成功。
2位以下を引き離す形で2連覇となるJ1優勝という最高の形でシーズンを締めくくりました。

悲願の初優勝から、圧倒的を感じさせる2連覇。
34試合で勝ち点69、21勝6分7敗。
強いフロンターレをさらに強く多くの人に刻まれたであろう優勝を振り返り、今季さらに高みを目指すチームのポイントをご紹介します。

2017シーズン/2018シーズン 数字的結果

初優勝となった2017シーズンと比較すると、2017シーズンは勝ち点72/71得点32失点で、なんと4試合しか負けていないという強さを誇った。
それでも鹿島アントラーズとの優勝争いは最終節まで熾烈に続き、シャーレは鹿島側に用意されていたため、優勝の瞬間はシャーレが届いておらず風呂桶を掲げた初優勝となったのは知っての通り。


2018シーズンは最終勝ち点69と前年度よりも4少なく6試合の敗戦があり、57得点27失点と数字だけで見ると2017シーズンの方が結果は圧倒的だったのではと感じるところですが、
2018シーズンは2位に勝ち点12差を付けたことや、広島の独走状態だったところから勝ち点差を埋めてさらに勝ち点差をつけたという優勝であり、得点の多さ失点の少なさ共にリーグ1位となりました。

2017シーズンに比べ得点が14減ったことにわかるように、今季は前年度優勝者として各チームから分析され挑んだシーズンだったことに加え、
Jリーグ全体の質も高かったシーズンだったといえることから、ゴールを奪うにも守るにも前年シーズンよりも難かった中で、リーグ1位という結果を持って頂点に立てたことは大きなポイントだったのではないかと感じます。

大卒ルーキー、守田英正という大きな一手

2018シーズンは2017シーズン優勝したメンバーに加え、経験値やさらなる成長などさまざまな要素がプラスされましたが、中でもやはり大きかったのは流通経済大学より加入の守田英正選手の加入と成長にあったのではないかと感じます。

大卒ルーキーながら、シーズン序盤から出場し、大島選手が怪我で抜けた期間を埋めるだけでなく、本職のボランチに加えサイドの選手としても存在感を放ち、
ゴールを決めるといったような目立つ派手なプレーではないものの危険察知能力に長けた動きや、守備だけでなく攻撃の時の相手のディフェンスを引き連れる動きをして、味方へのスペースを空けることなど
守田選手の走る先を追うと、より深くサッカーを知ることができるようなそんな感覚を思わず感じてしまうプレーによって、大きくチームに貢献しました。

そのプレーが早くから認められ、秋には日本代表にも選出。さらにはJリーグ優秀選手賞にも選出され、ルーキーながらフロンターレを代表する選手となりました。
守田選手の成長はここからさらに発展することと考えられ、2019もよりフロンターレに欠かせない鍵を握る選手となることでしょう。

2019シーズン プラスしたいのはACLを戦う強さ

どこが川崎を倒すことができるのかと感じさせるくらいに強さを誇った川崎ながらも、ACLでは決して結果を残したとは言い難い結果でした。
グループリーグでは1勝もすることができず、グループリーグ敗退。さらにはACLを戦っている間のJリーグの結果としても終盤の好調さを比較するとあまり良い状態ではなかった印象にあります。
Jリーグで2連覇したチームがACLでまた惨敗というのは確実にやってはいけないことだと思うので、2019シーズンはJリーグの代表としてアジアと戦う使命を持って挑むべきところです。

ACLに出場するとなると、どうしても必要となるのが、層の厚さ。
数年前に比べると層も厚くなってきていると感じるものの、ピッチに立っている選手たちの高齢化が進んでいることは確かで、
控えのメンバーの中にも実力者が多く結果を残せている選手がいるとはいえ、もっとチーム内の競争が激しくなるくらいの層の厚さがほしいところです。
しかし、今季は優勝した結果の収入の影響もあり大型外国人選手が加入するなど、今季から外国人選手が増えたことや 大事な場面で途中交代からでも結果を残した選手たちが今季はもっと存在感を示すのではと感じるので、ACLに期待を持てるのではないかと考えます。

川崎フロンターレがJリーグで認められる「強い」をアジアでも立証してもらいたいところです。

追い掛けられる存在だからこそ、プラスアルファが必要に

Jリーグで2連覇を達成し、昨季よりもさらに分析対象となるであろうことが予想されます。
どうしたら川崎に勝つことができるのかとどのチームも追いかける形となり、追いかけられる側は常にプラスαを取り入れ進化しなければなりません。
昨季勝てていたからといって今季も勝てるとは限らず、Jリーグの各チームは常に強化されていますから自分たちの現状に満足することなく、もっともっとを追求しなければなりません。
今フロンターレの選手たちはどの選手をとっても、年齢に関係なく一番良い時期を迎えていますから、総合力というところでより熟成されたチーム力を発揮してくれることに期待です。

ホームゲームでは満員の試合が多くなり、今Jリーグの中でも最も盛り上がっているクラブといえる川崎フロンターレ。
どの試合も簡単ではなく、どの勝利も当たり前のものではないからこそ
2019もさらなる飛躍と、日本サッカーの大いなる可能性の引き延ばしを期待して
強き川崎フロンターレがJリーグの先頭に立ち、面白いJリーグとしてくれること願います!