サッカー関連

Jリーグのチケット転売問題を川崎フロンターレサポーター目線で考えてみた。

おはこんばんちわ。やなぎ(@f_kablog)です。

今日はチケット転売問題について書いてみます。

Jリーグのチケット転売問題を川崎フロンターレサポーター目線で考えてみた。

2019シーズンの開幕までおよそ1ヶ月となったJリーグ。

2018シーズンの振り返りをする中で必ずといっていいほど話題に上がるのが、チケット入手困難の話題。この話題には単にJリーグ人気、初優勝をした2017シーズンの影響で川崎フロンターレのホーム等々力競技場のキャパ問題だけではない背景が存在する。

それは転売業者(または一部の悪質な個人)によるチケット転売目的の購入が行なわれていたことだ。

特にひどかったのが、ホーム等々力で開催された川崎フロンターレ対ヴィッセル神戸戦のチケット争奪戦だと思う。その際は微々微々微力ながら転売対抗の企画を行ないました。

https://f-kablog.com/archives/171

その後のフロンターレのホームゲームでは多くの座席が販売開始直後に売り切れてしまう自体が続きました。(実際はJリーグチケットのアクセス過多により接続が出来なかった状況。接続できた時点では「売り切れ」の文字。)

売り切れのはずなのに、その直後にはメルカリやヤフオクなどのチケット流通サイトに高額で出回ることが多く、フロンターレサポーターの怒りを買いました。

川崎フロンターレ運営側の対応はほぼ無し、というかチーム単体では出来ない状況か

フロンターレのチケットが高額転売されているという事実は運営側も把握しているでしょう。

行なわれた対応は、シーズンチケットのリセール対応ぐらいでしょうか。

【公式サイトより引用】

シーズンチケット限定
11/3 柏「競技場リセールサービス」トライアル実施のお知らせ

川崎フロンターレでは11/3柏戦で、12/1磐田戦の「シーズンチケット」を対象に来場が出来なくなった試合のシーズンチケットとグッズクーポンを交換する「競技場リセールサービス」のトライアルを実施しますのでお知らせします。
お戻しいただいたチケットは「チケフロ」にて準備でき次第再販売させていただきます。当日の空席を減らしつつ、より多くの方にご来場いただくため是非ご利用ください。

https://www.frontale.co.jp/info/2018/1029_17.html

要は、シーズンチケットを持っているけど、ホーム等々力での試合観戦に来れない方が居たら、グッズ購入の割引券と交換しますよ!そしてその分のチケットを公式サイトから再販売しますよ!

というもの。

根本的な転売対策には成っていないが、空席を減らし1枚でも多くのチケットを流通させようという試みだ。

この対策の成果は公表されておらず何枚のチケットが再流通出来たか不明である。

他のチームの転売対策は?リセール対応と、公式からの注意喚起程度か。

他のJクラブの転売対策を調べてみました。調べた範囲では、シーズンチケット所有者に対してのリセール対応と、公式サイトからの転売チケットは購入しないように注意喚起をする程度しか対策は取れていないのが現状のようです。

清水エスパルスの例

10月28日(日)の後援会員先行販売開始以降、多数のお問合せを頂戴している11月24日(土)ヴィッセル神戸戦のチケット転売についてお知らせいたします。

クラブとしても高額での転売を確認いたしました。営利目的でのチケット転売は禁止しておりますので、そのような行為はおやめいただくと共に、転売されているチケットは絶対に購入しないよう、宜しくお願い申し上げます。

今後もこのような転売が続きますと、チケット販売方法の見直しや後援会員先行販売の中止を検討しなければなりません。

『一人でも多くの方に清水エスパルスを応援してもらう』事が私たちの願いでありますので、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

※清水エスパルス公式サイトより引用

https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/41352/

 

セレッソ大阪の例

[公式リセール] セレッソ大阪観戦チケット購入・販売できます
ヤンマースタジアム長居で、大阪のアツいサポーターと大声援を送りませんか?StubHub (スタブハブ)は、セレッソ大阪公認のチケット販売サイト。セレッソ大阪のチケットはここで手に入れよう!またSAKURA PASSPORT(年間パスポート)を持っているのに行けない試合がある、という人も当サイトにお任せを。公式リセールを行う当サイトで、今すぐ世界中にいるサッカーファンに向けてあなたのSAKURA PASSPORTを出品してみよう。あなたが駆けつけられないその試合、他のファンがあなたの分までセレッソ大阪を応援することができるんです!

※セレッソ大阪公式サイトより引用

https://www.stubhub.jp/セレッソ大阪チケット/ca12784

浦和レッズの例

残念ながら、ごく一部ですが同一ユーザーの大量購入が確認されました。
もちろん、ファン・サポーター仲間との絆のもとで購入している方もいらっしゃいますが、転売を行なっている可能性の極めて高い方もいました。
大量購入者には連絡をし、警告、出品取り消しを促すとともに、引き続き高額での出品を継続する場合は、今後の会員資格停止をはじめ然るべき措置を検討、実施していくことを通知しています。
『クラブでは、一部の転売者を特定しており、関係各所と連携し、サポートいただきながら、刑事民事両面での訴訟を含め、然るべき措置を検討し、要すれば実行してまいります。

※浦和レッズ公式サイトより引用

http://www.urawa-reds.co.jp/clubinfo/ファン・サポーターのみなさまへ『acl決勝第2戦-ホ/

 

11月25日(土)に埼玉スタジアムにて開催される、AFCチャンピオンズリーグ2017(ACL)決勝 第2戦のホームゲームチケットが、インターネットオークションサイト等で多数、高額で転売されていることを確認いたしました。
チケットの転売は絶対におやめいただくとともに、高額で転売されているチケットは絶対に購入しないよう、お願い申し上げます。

上記を受けてこの度、REX CLUB会員向けに浦和レッズ公式のチケット譲渡の場を提供することといたしました。
一人でも多くの方に試合当日スタジアムでサポートをしていただき、感動を分かち合うことができるよう、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

※浦和レッズ公式サイトより引用

http://www.urawa-reds.co.jp/clubinfo/rex-club会員向け『acl決勝-第2戦-浦和レッズ公式チケット/

私は川崎フロンターレのサッカーと、地域密着の運営スタイルが好きで応援しています。

運営スタッフからの情報発信や、マスコット(の中の人)からのSNS等での発信もJチームの中ではとても優秀なチームであると感じていました。

なのに何で注意喚起すら出来なかったのか不思議で仕方がありません。

ぶぶれら
ぶぶれら
あたち、転売はとても悪いことだと、思うんだ。いつもチームを、後押しをしてくれるみんなに、適切な形でチケットが渡ってほしいと思うから、高額でも欲しいのは我慢して、転売業者をやっつけよう、、!

ってかぶれらっちが言えばよかったんだぶ~~

ということで2019年の対策を考えよう

2019シーズン、川崎フロンターレのシーズンチケットは完売となっています。

私もシーズンチケットに申し込みましたが、バックS自由席から指定席へのお引越しが見事に失敗し落選してしまいました。

クラブ運営スタッフは後援会継続年数等を考慮し抽選を行なったようなので、ご新規後援会会員の転売業者にシーズンチケットが渡ったケースは少ないと考えます。

そうなるとシーズンチケットを除いた一般販売分でチケットの争奪戦となるのですが、今時の転売業者はプログラムを用い販売開始と同時に数十回(またはそれ以上?)のアクセスを行ない自動的にチケットをかっさらっていきます。 個人で対抗しても運ゲーですが、難しいでしょう。

そこで、2019年の転売対策として等々力競技場内以外のフロンターレらしい観戦スタイルの模索を行なって欲しく思います。

ぶぶれら
ぶぶれら
えーん、開幕戦のチケット取れなかったぶ~。でも○○行けば楽しく観戦出来ればいいかぶ~!

と、なるのが理想です。

○○をどこに設定するべきか。

①試合開催日の混雑緩和を避けるべく、等々力競技場付近に一極集中は避けるべきだと考えるので、川崎駅周辺でホームゲーム時にPV開催をしてくれる箇所を1つ。(ラゾーナ川崎と提携出来ないだろうか。入場料を取りラゾーナ川崎側にも多くのお金を落とせると尚良し。)

②そうは言っても当日ギリギリまでTwitter上でチケットが流れてくるのを待つ人向けにフロンパークでもPVを1つ。(ここはパイプ椅子を並べる程度の無料PVを想定。お金はフロンパークに落としていってくれ)

③遠方組に向けて、DAZNと連携しコアサポーター視点カメラを選択できるようにする。音声も現地音声の(チャント中心)で配信。自宅でも現地にいるような臨場感アップを目指す。※DAZN入会してないのでどんな機能があるかわかっていません。もしすでに実装済みだったら教えてください。これあったら入ります笑

という3本立てでの対策、川崎フロンターレならやれるんじゃないでしょうか。

また現時点での等々力競技場のキャパシティは25000人程度だと思いますが、多くのサポーターが見たいのに見れない状況となっています。ご新規フロサポに向けてこのブログを発信していますが、明らかな新規サポ獲得の機会損失です。

キャパオーバーの問題と、転売対策を同時に解決できる方法として、他拠点PV展開、いかがでしょうか笑

チケット流通の仕組みを変えるのはチーム単体では富士通の技術力はあれど難しいでしょう。2019シーズンも企画力のフロンターレを存分に発揮しながら、チケット転売問題とも向き合っていってほしく思います。

以上、1サポーターが考える転売対策についてでした!